まわる時計の針と、まわる地球。
時をめくる雑誌「fold」
今日のブログ担当は、渉外の黒澤です。
「時をめくる」という、foldの上に帽子のように乗っている言葉。これは、
時めぐる。
雑誌のページをめくる。
という二つの意味がかけられています。
色々な時を駆けめぐるfoldの記事は、貴方にめくられることを待っています。
ところで、「めぐる」には色々な漢字があてられます。
巡る、廻る、回る・・・・・。
そんなことを考えながらぼんやりと回る時計の針を見ていたら、
だんだんそれが地球の回転に見えてきました。
回る時計の針 チックタックと、時計の音。
回る地球・・・・・・それは貴方には、どんな音で聞こえますか?
“地球が回る音を聴きなさい”
----オノ・ヨーコ『グレープフルーツ・ジュース』
デジタル時計では、回る針が、瞬く数字になり、
地球の回転を感じ取ることは難しくなったかもしれません。
定期的に「ピピッ」とはつぶやくけれど。
ところが先日、
針を回す機械時計よりももっとリアルに地球の回転を感じる時計を、
偶然にもプレゼントでいただいてしまったのです。
日時計。 (絶対になんか企んでる顔↑)
中心の方位磁石の赤い針を北に向け、糸の影が落ちた場所の数字を読み取って時間を知ります。
・・・そう、時間はかつて、地球がまわることそのものだったのです。
時は、この宇宙に浮かぶものの配置から導かれる光であり、影であり、
それに時の音は、「チックタック」でも、「ピピッ」でもなかった。
きっと、“地球の回る音”だった。
サマーソニック09でこの夏来日する、イングランドのバンド Kyte は、こんな歌を歌ってます。
"And timing is a planet
Faced around with honest answers
Choking on a silent device
Return from the clockwork just to make you see"
--------------------Kyte, Planet
(黒澤)