妹を紹介します。

 今日は、id:saebouです。

 今まで家庭の事情で隠していましたが、実はfoldには生き別れた双子の妹がおります。

 こいつが妹です。

 


 双子の妹のわりにはあまり似てませんね。育ったおうちがちょっと違いまして…


 田中純先生のエディトリアルデザイン研究ゼミは実は二本立てでして、学部のゼミと大学院のゼミで一本ずつ雑誌の企画を走らせるという授業内容でした。で、その大学院生チームが創刊したのがわれらが『fold』、学部生チームが作ったのがこの『衒』というわけです。


 …そこで、我ら二チームは昨日まで全く別々に雑誌を作っていたわけですが、昨日、エディトリアルデザイン研究ゼミの総括として合評会がありました。

 一昨日の暴れっぷりとはうらはら、まじめに雑誌を講評するコマプレス一同と『衒』編集部。




 生き別れた双子のご対面。

 
 田中先生のコメントによると、「『衒』はプレモダン、『fold』はポストモダン」な雑誌だそうです。嫌な姉妹だな…
 

 『衒』は東大駒場の書籍部で販売するそうですが、150部しか刷ってないのですぐなくなるかもしれません。『fold』も近日中に大学生協に並ぶ予定ですが、とりあえずは編集部を通した販売ルートが一番確実です。『fold』は既に200部近く売れてしまったのですが、まだ結構残っておりますのでご興味がおありの方は編集部まで気軽にお問い合わせ下さい!

こんにちは。

イベント部長の三上です。


《un-fold》vol.1にお越し下さった皆様、ご来場誠にありがとうございました。
至らぬ点が多々ありましたが、4組のゲストによる知的好奇心を刺激するお話と予想を上回るご来場者の皆様に支えられ、無事終了することができました。改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!


さて、当日私は司会を努めさせていただきましたが、肝心なことをお話できなかったので、この場を借りて、イベントの補足説明をさせていただきます。


それは、4組の出演者のキャスティングとun-foldの意図についてです。


どんな雑誌を作ろうかという話し合いを編集部メンバーで重ねるうちに、ただ雑誌を作り、一方的に読者に届けるだけでなく、投書欄のような読者と読者、あるいは読者と編集部の交流の場を、実際に読者を目の前に、ライブで出来ないかということを考え始めました。雑誌 fold に対するイベント un-fold がここで誕生しました。un-foldには、1、折り畳まれた紙面を広げ、2、紙面の情報を展開するとともに、3、出演者に打ち明けてもらう、という意味が込められています。


「時」をテーマにした雑誌にしようと決まった際、私の頭には、杉本博司さんとmatohuという二組の表現者が思い浮かびました。杉本博司さんのレクチャーを初めてお聞きしたのはベルリン留学中のこと。この時に、杉本さんが骨董や古美術を収集されており、「歴史の歴史」展が日本でも開催されることを知りました。幸運なことにお話する機会に恵まれ、これがきっかけとなり、今回のトークショーに繋がりました。


matohuのことを初めて知ったのは大学2年生の頃。古い友人のS氏から「失われつつある日本の伝統的な技術を、新しい形で受け継いでいきたい」という物づくりに対する熱い思いを持ったデザイナーのコレクションを観に行った話を聞いたことがきっかけでした。消費サイクルの早いファッション界で、5年10シーズンのコレクションコンセプトを先に打ち出しているところ、慶長年間に着眼し、長着(nagagi)という和装でも洋装でもあり/ない服を、形は変えずに模様や色を変えて発表するところに興味を抱き、今回の公開インタビューに繋がりました。

この2組は、古(の日本)に思いを馳せ、現代に蘇らせるというアイディアを、作品に落とし込むという点が共通した〈作家〉といえると思います。


もう一つのテーマが「雑誌」なのですが、雑誌には〈編集〉という作業が欠かせません。しかし、はて〈編集〉とは一体何なのか、4月から立ち上がったばかりの素人集団コマプレスメンバーはまだわかっておりませんでした。そこで脳裏をよぎったのが、後藤繁雄さんと木幡和枝さんのお二方でした。お二人とも編集に長年携わり、特にアートに関して造形が深く、雑誌、本の編集のみならず、展覧会のキュレイションをし(キュレイションは編集と似ている?)、数々のイベント(トークショウやダンスフェスティバルなど)を企画してきました。また現在は、芸術系大学で教鞭をふるっておられる点でも共通しています。そのお二人に、第1部の流れを受けて、「時」と「雑誌」をテーマに、即興を交えつつ、語っていただけたら面白いのではないか。と、このようなお話をお二方にしたところ、快く引き受けてくださいました。


以上のような経緯から、「Time Retold 語り直される時間」というものを、来場者の皆様と共に考えていくために、「作品を作る」側と「素材を編集する」側の双方から「時」へのアプローチを語っていもらおうというのがun-fold vol.1の目指すところでした。


第1部では、杉本博司さん、matohuは自身の表現のコンセプトや主張を語っていただくためにレクチャーおよび公開インタビュー形式をとりましたが、第2部では、第1部の素材をその場で「編集」していただくため、またそれぞれの編集へのアプローチの違いを浮き彫りにするために、対談という形式をとりました。


昨晩は、時間が短かったことと我々の力不足のため、un-foldできなかったことも多く、上記の意図の説明が不十分であり、ご来場者様の中にはさぞもどかしい思いをされたかたがいることでしょう。お答えくださったアンケートでも、イベントの趣旨がわかりにくかったというご感想をいただきました。今回は初めてのイベントだったのですが、反省点、学ぶ点が非常に多く、是非次回以降に活かしていきたいと思います。


最後にもうひとつ。このイベントは本当に沢山の方の協力なくして成り立ちえませんでした。超多忙にも関わらずイベント出演を快諾してくださったゲストの方、イベント出演を出演者を紹介してくれた先生、友人・知人、いつも暖かく見守っててくださった田中先生、いくつもの長い夜を共にしたメンバーの皆、そしてイベントにお越し下さった皆様、本当にどうもありがとうございました!!


あらら、補足なのに長くなってしまいました。



成長中のfoldおよびun-foldをこれからも応援してくださいね。

沢山の方にお越し頂き有り難うございました!

渉外担当黒澤です。

本日は沢山の方々にお越しいただき、誠に有り難うございました!
創刊記念イベントということで、もちろんイベント自体も初挑戦でした。
結果、予想を上回る数のご予約をいただき、当日も大盛況でした。
素晴らしいゲストの方々のトークで会場は大盛り上がり。
黒澤は受付業務などできちんとお話伺えていませんが、沸き立つ空気はひしひしと伝わって参りました。

時には多くのお客様に対応しきれず受付で不手際が生じたことや、
会場への案内看板が見にくい、後方席の照明が明るすぎる、といったお声を頂きました。
ご迷惑をお掛けしてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。
この度の反省点は、以後の活動に参考にさせていただき、改善して参りたいと存じます。

そのような中でも、多くのお客様に嬉しいお言葉をかけていただいたことは、
何よりも嬉しいことであります。満足いただけたというお声を沢山拝聴し、感無量でございます。

・・・ブログというツールで恐縮ですが、
ここでも皆様にお礼を申し上げたく存じます。
本日はお越し頂き、誠に有り難うございました!

さて・・・イベントがあった=私たちの雑誌[fold]がついに世の中にデビューしたということであります。
本日雑誌をお手にとっていただいた皆様、雑誌はいかがでしょうか。
また、本日の様子など、追ってほうこくさせていただきますので、
今度とも何卒よろしくお願い申し上げます。



黒澤

イベントの写真をアップします。

 今日は、id:saebouです。

 昨日は予想を上回る数の方々にイベントに来ていただき、コマプレス一同感謝感激雨あられです!

 そんなわけで、本日は昨日の写真をアップしたいと思います。


 昨日、編集部メンバーは朝11時から会場準備を行いました。

 『アテネの学堂』のような勢いで会場設営について激しく議論している音響部長とイベント部長。



 マイクとマイクをぶつけているところ、ではなく、設営話し合いの最中。



 独演会風ですが、実はマイクのチェック中。



 ホール上部にある機材室からマイクチェックを見守る音響部長の頭。機材室はパノプティコンっぽい作りなのですが、パノプティコンが実は見られていたという逆説です(??)。


 16時頃、本日のゲストで機材をたくさん使用される予定の杉本博司さんがご到着。あこがれのアーティストの前で緊張しつつ、真剣な面持ちで機材チェックを行う音響部長と舞台設営部長。



 一方、外では…

 受付班が準備万端。



 こちらが受付に並べる雑誌の完成品。ひとつひとつ編集部が心をこめて製本した苦労のたまものです。ヒモがピンクのものと黄色のもの、二種類あります。お手元にあるのはどちらかな?




 一方、こちらは看板製作に苦労している看板班。


 会場の看板の完成品。雑誌を直接看板にはさみこみました(←何を隠そう、このアイディアを出したのは私なのですが、私の思いつきのせいでさんざん苦労することになった看板班のみなさん、すいませんでした…)。



 やっと看板を設営し終えてホールに帰ってきたら自動ドアがちゃんと開かなくなり、自分は自動ドアに人間と認識されていないのではないかと不安になっている看板班。



 …さて、17時に受け付けがあき、18時よりイベント開始。中で繰り広げられていたお話の様子は、そのうちきちんとした形で皆様の手にお届けします…が、イベント開催中も編集部メンバーは仕事が満載、トークをゆっくり聞くひまもありません。



 受付のテレビでトークの進行状況を確認しつつ、入場者数や収入を記録している経理部長。



 …さて、イベントは9時すぎに無事終了。駒場のレストラン「卯」に移動してパーティです。

 乾杯の音頭をとるイベント部長。


 それに応えて下さるゲストの方々。


 談笑するゲストのみなさま。


 わざわざ広島から駆けつけて下さった、雑誌アンケート企画寄稿者の柴川敏之さん


 インタビュー記事にご協力下さった岸井大輔さん


 われらがエディトリアルデザイン研究ゼミの担当教員であらせられる、田中純先生。



 すっかりくつろいだ編集部メンバー。



 くつろいだ中でもおもてなしの心を忘れない編集部メンバー。


 すっかり疲弊している編集局サブチーフ二名。



 日付が変わって26日になった瞬間、お誕生日を迎えられたゲストの木幡和枝さん。みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いしました。おめでとうございます!



 先生を囲んで編集部メンバーで撮影した写真。

 


 イベントにご協力頂いたゲストの方々、雑誌にご協力いただいた寄稿者の方々、そしてイベントにいらして下さったお客様方、本当にありがとうございます!

 昨日のトークの内容は、何らかの形でみなさまのお手元にお届けする予定です。今後ともコマプレスをよろしくお願い申し上げます!

明日はイベントです!&雑誌の帯を公開

 どうもこんにちは、id:saebouです。

 とうとう創刊記念イベントが明日に迫り、コマプレス一同怒濤の勢いで準備中です。明日、会場でみなさまにお会いできるのを楽しみにしております…というか、それだけを楽しみに一同フラフラになりながら頑張っております。


 さて、明日を前にちょっとだけ雑誌の一部を公開しようと思います。


 デザイン担当の田中さんを中心に、デザイン班メンバーが工夫して作った雑誌の帯です。


 帯が黄色でファンキーなことだけはおわかり頂けたかと思いますが、それ以外の内容は明日までひみつです。気になる方はイベントにお越し下さい!

事前予約まもなく終了!

 こんにちは、イベント担当三上です。


いよいよ明日は『fold』創刊記念イベント≪un-fold≫vol.1が催されます。

皆様、ご予約はお済でしょうか?

まもなく定員に達する勢いです。
もしまだのお方はお早目に!!


受付は17時から、開場は17時30分からとなります。
なお、予約者の方で18時10分をすぎた場合
お席のご用意はできないことがありますので、ご注意くださいますよう!
 

当日券も若干ではありますが17時から販売します。
誠に勝手ながら、先着順といたしますので、
当日券をお求めの方はお早めにお越しくださいね。


会場では雑誌のみの購入もできます。
受付にてお申し出ください。


会場で皆様とお会いできることを心より楽しみにしています☆

予約受付終了しました!!


定員数に達しましたので、
19:20をもって事前受付終了とさせていただきます。


ご予約していただいてどうもありがとうございました!!


若干ながら当日券もご用意いたします。
受付は17時からとなります。

雑誌のみの購入もできますよ!

また明日お会いできることを楽しみにしております☆